林業の〇〇が年々下がってきてる??
林業の課題と問題はこれだー!
林業の課題と問題の話題に入る前に日本は、国土のおよそ75%が丘陵を含む山地で構成されているため、人工林の大半は急な斜面に位置します。 そのため、平地よりも作業効率が落ち、北米やロシアなど日本以外の林業大国よりも運営にかかるコストが高く利益率が低いと言われています。 日本ではいまだにチェーンソーを使って1本ずつ伐採する方法が多く、その場合の生産量は一人当たり約5㎥程度ですが、欧米諸国では重機による伐採が多く、その場合の生産量は一人当たり約100㎥です。 オーストラリアにおける国産木材流通価格の約60%は立木価格なのに対して、日本の立木価格割合は約30%しかなく、それ以外は生産・流通コストが占めているのが現状であり、林業営業体が減少している一因と言えるでしょう。(参考:林野庁|林野庁の再造林の促進施策について) あわせて問題視されているのが「再造林にかかるコスト」です。
何年もかけて育て上げた樹木を伐採した後に再び利益を生み出すためには、植林だけではなく木が育つのに適した環境を作るための間伐作業や下刈り作業が欠かせません。 間伐作業や下刈り作業は利益を産まない上に、木材素材価格はピーク時の半額以下になっていることから、経営不振に陥る林業経営者は少なくありません。(参考:奈良県|林業及び木材産業関連データ)
林業の課題解決は??
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国産材・県産材の利用促進
日本の木材自給率は1950年代は95%を超えていましたが、2021年は41.1%と大幅に下降しています。 これだけ見るとネガティブな印象を受けるかもしれませんが、2002年には過去最低の18.8%まで木材自給率が低下したため、近年は順調に国産材や県産材の利用が進んでいると言えるでしょう。 国産材・県産材の利用が進んでいる背景には、以下のような取り組みが影響していると考えられます。
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木造・木質化の促進
日本は古くから木造住宅が主流ですが、近年その着工戸数は減っており、2003年の117.4万戸から2022年には86.1万戸(マイナス27%)と大幅に減少しました。(参考:国土交通省|令和5年度住宅経済関連データ|(1)新設住宅着工戸数の推移(総戸数、持家系・借家系別)) このままでは木材需要が減ってしまうため、政府主導で現在に至るまで以下の取り組みが実施されています。
日本の林業や森林の衰退を止めることは?
自然の恩恵は凄まじい?
日本の林業や森林の衰退を止めることは?
自然の恩恵は凄まじい?
ここまで林業の課題や課題解決をご紹介してきましたが、メリットとしては、地方経済の発展(ひいては日本経済全体の発展)地方における安定した雇用の確保(東京一極集中の解消)地球温暖化の抑制(木々が成長する過程で二酸化炭素を吸収して酸素を排出する)などなどやはり自然の力は凄まじく私たちが生きる上で大事なものを届けてくれます。少しでも森林を守れる活動をしましょう。
お急ぎの場合は電話窓口まで、
お気軽にお問い合わせください。
会社情報
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興仁株式会社
住所 | 〒080-0019 北海道帯広市西九条南39-5-13 H Google MAPで確認する |
---|---|
電話番号 |
0155-66-6289 |
代表者名 | 飛田 学 |
農作業・畑作業を中心に、他にも重機の整備や山林での造林作業など、地域の農家の方々のニーズに応える多岐にわたる事業内容を手掛けております。どの事業においても自然と関わっていくため、豊かな自然の中で働きたいとお考えの方に最適です。やりがいのある農林のお仕事を通じて、地域貢献を目指しませんか。
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