4月は、冬が終わり、本格的な農作業が始まる月です。地域によってはまだ寒さが残っていることもありますが、多くの地域で土が解け始め、畑の準備が本格化します。
主な作業内容
土づくり（耕起・施肥・畝立て）
種まき（播種）：じゃがいも、だいこん、にんじん、キャベツなどの春作物
育苗の管理：ハウス内で育てている苗の水やり・温度管理 果樹の剪定や防除

特徴
朝晩の気温差が大きく、霜の心配もあるため注意が必要
畑仕事の「スタートダッシュ」の時期
農業者にとってはスケジュール管理が重要な月

5月になると気温が安定し、植物の成長も一気に加速します。この時期には、4月に育てた苗を畑に植える「定植」が本格化し、畑一面がにぎやかになってきます。
主な作業内容 定植：トマト、ナス、ピーマン、キュウリなど夏野菜の苗の植え付け
田植えの準備・開始：水田の代かき、水の管理
草取りや追肥：成長を助けるための管理作業 病害虫の防除

特徴

植物の成長が著しく、日々の管理が重要になる
気温上昇により害虫の活動も活発化
農繁期の始まりとして、作業量が一気に増加